「楽しく、無理なく続けられる運動を探している」
そんな高齢者の方に、今じわじわと注目されているのが**“卓球”**です。
シャム猫が普段出場しているローカルな大会でも80歳以上、中には90歳以上という方も参加されています。皆さん元気にプレイされており、シャム猫とは一味違うそのキビキビとした動きにいつも驚かされます。(←若者もっと頑張れ!)
また、介護の現場の中で、リハビリやレクリエーションの一環として卓球を取り入れる機会がありましたが、健康維持やストレス解消にプラスの変化が見られることが多くありました。
この記事では、卓球が高齢者の健康寿命をのばす3つの理由について、医療・介護の視点も交えてご紹介します。
① 無理なく続けられる「全身運動」
卓球は「ラリーを続ける」というシンプルな動きだけでも、実は全身の筋肉をまんべんなく使います。
• 軽いフットワークで下肢筋力を刺激
• 手首・腕の動きで肩まわりの柔軟性UP
• 目と手を連動させて集中力UP
特に、関節や心肺機能への負担が少ないため、高齢者でも安心して楽しめる運動です。
私が介護施設でご高齢の利用者さんと卓球を行った際も、「久しぶりに運動したけど疲れないね!」と笑顔が見られました。
② 認知症予防や脳の活性化につながる
卓球は、瞬時にボールを見て反応し、相手の動きを予測して返すという複雑な脳活動が必要です。これは、認知機能にとって非常に良い刺激になります。
• 視覚情報 → 判断 → 動作という一連の流れが脳を活性化
• スピード感のあるラリーで集中力が養われる
• 相手とのやりとりで「社会性」や「コミュニケーション力」もアップ
ある利用者さんは、卓球を始めてから「物忘れが減った気がする」とご家族に話していたそうです。
実際に、軽いスポーツによる認知症予防効果は、医療の現場でも注目されています。
③ レクリエーション効果で心が元気になる
卓球の最大の魅力は、「誰でも楽しく参加できる」ことです。
• 勝ち負けにこだわらず、続けるだけで盛り上がる
• 仲間と笑顔で過ごすことでストレス軽減
• 「自分にもできた!」という達成感が自信につながる
特に高齢者施設では、孤独感やうつ傾向を軽減するレクリエーションとして効果的です。
私は実際に、「普段は口数の少ない方が、卓球中は自然と笑顔になった」という場面を何度も見てきました。
まとめ
卓球は、高齢者にとって「身体」「脳」「心」のすべてを優しく刺激する、理想的な健康法です。
ピン球やラケットなどの最低限の用具があれば、その他に特別な準備がなくても始められ、誰でも楽しめるのが魅力。
高齢者の健康維持・介護予防・レクリエーションとして、これからもっと広がっていく可能性を感じています。
今後は、自宅でも取り入れやすい卓球グッズや、初心者向けの練習方法なども紹介していく予定ですので、ぜひチェックしてみてください!
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