【はじめに】
40代を過ぎると、「あれ？覚えが悪くなったかも…」と感じることが増えてきませんか？
シャム猫も４０歳を過ぎた頃、買い物の際、「はて？何を買うんだったかな？！」「あ！あれ買い忘れた！」という事が増えました。
また仕事において新しい業務内容に取り組むときにも「前はもっとスッと覚えられたのに」と記憶力の低下が気になることもあります。
一般的に年を重ねると記憶力は低下していくもの・・・それは仕方のないことなのかもしれません。
でも工夫をすれば、記憶を補うことは可能です。
今回は、40代以降に感じる記憶力の変化とその原因、実際にシャム猫がやっている対処法などをご紹介します！
【なぜ40代以降、記憶力が低下するのか？】
加齢による脳の変化は誰にでも起こります。
特に影響を受けるのが「短期記憶」や「注意力」。以下のような原因が考えられます。
- ・脳の神経伝達物質の減少
- ・睡眠の質の低下
- ・マルチタスクによる情報過多
- ・ストレスや疲労の蓄積
これは「老化」というより、「ライフステージの変化による影響」と捉えるのが前向きです。
【仕事で覚えられない…と感じた時の対処法】
① メモを取る文化を自分で作る
記憶に頼らず、最初から記録に残すことを前提にする。
キーワードだけでもいいので、すぐに書き留める癖をつけましょう。
② 復習タイミングを“意識的に”設ける
学んだことを「その日のうちに」「翌日に」「一週間後に」と復習すると、定着率がぐんと上がります。
これは“エビングハウスの忘却曲線”（※参照）を活用した学習法です。
※人がどのぐらいのスピードで記憶を忘れていくかを示した理論。うまく活用すれば、効率よく記憶に残る学習法が実現できます！
| 学習後の復習タイミング | 理由・効果 |
|---|---|
| 学習直後（当日中） | 一度、頭に刻む（短期記憶へ） |
| 翌日（24時間以内） | 忘れる前に思い出して記憶強化 |
| 3日後 | 忘却を遅らせる効果がある |
| 1週間後 | 長期記憶への定着が始まる |
| 2〜4週間後 | しっかり思い出せたら記憶安定！ |
このサイクルを意識するだけで、「すぐ忘れる」を防げます！
③ 説明することで定着させる
人に教えるつもりで覚えると、脳が“必要な情報”として処理しやすくなります。
同僚に説明したり、ノートに「誰かに話す用」としてまとめるのも効果的です。
④ 環境や体調も見直す
疲れている時や睡眠不足の状態では、どんなに努力しても記憶力は落ちます。
「覚えられない＝能力が落ちた」と思う前に、まずは身体と心のコンディションを整えることが大切です。
【年齢を重ねるからこその強みもある】
若い頃のように瞬時に覚えることは難しくなっても、「理解力」「応用力」「人間関係の調整力」など、年齢を重ねることで得られる力があります。
記憶力が少し落ちたとしても、それを補う“工夫と経験”で、まだまだ活躍できます。
【まとめ】
記憶力の低下は「衰え」ではなく、「変化」です。
その変化を受け入れ、工夫することで、40代以降も学び続けることができます。
新しいことを覚えるのが億劫になったときこそ、自分のペースとやり方を見直すチャンス。
年齢に合った記憶術を取り入れ、無理なく、自信を持って仕事に取り組んでいきましょう。
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